なんだかやたらと眠く身体が重い。確実な寝不足なのだけれども、しかしいざ眠ろうとすると寝付けない。朝も気持ちのよくない目覚めで、昼頃は途端に眠くなる。生活の歯車がどこかで微妙にズレてしまったのかもしれない。思い当たる節は、あるようで何もない…

日記を見返して久しぶりに思い出す事があって、思い出しているうちにその人を恋しく思った。逆にいえば、あれだけ濃い記憶だったというのにもう思い出さなくなっている。思い出せなくなった記憶はもっと多い。なんてさみしいことなんだろう。 ああ忘れていた…

もうだめだ かつてのSがわたしに対してとっていた態度を今の恋人にとってしまっている わたしはその態度、言動にいつもイラついていたというのに 言ってしまったものはもうどんなに謝っても取り返せない 離れるか離すか、辛抱強い人などなかなかいないはずだ…

恋人がいるが、好きかどうかわからない。最近は歩いているときに、女の人ばかりに目がいく。綺麗な人を見たいと思う。教習所が終わって、どっと疲れ、家に帰ると途端に安心した。この狭い部屋の方が、すごくすごく好きだ。この部屋がある限り、ずっと一人で…

特になにもないけれど、今日はやたらと機嫌が良い。実際にはなにもないわけではなく、教習所が始まるためあと1時間後には車に乗って、きっとアクセルの踏み方から教わっているのだけど。 落ち込む時も、特別なにかがあるわけでもなく、機嫌が良い時も、特別…

子供ができたら、ひとりの時間がなくなって辛いだろうな。ひとりの時間がいちばん好き。よって、今結婚願望などはこれっぽっちも、ない。

やはり杉田さんに会いたいな、 散歩をするだけで心がほかほかするからだ。いっしょに空気を吸うだけで、身体の奥がじんわり満たされてゆくからだ、目の中をのぞきこむと、お月様が映っているからだ。 あの時間を通過できたことがどれだけ幸せだったか。

たまりかけてる水を押し出したいがために 閉じ込めてる記憶を引っ張り出して 眼から水を出してあげた 子どもの頃ねむれないとき わたしは ぱぱねれないよ、怖い夢見た と、隣の部屋でねむる父を呼んだ 父は両足でわたしの足を挟んで 両手でわたしの身体を包…

仕事を辞めようと意気込んでいたのに、言えなかった。うう。なんでこういう時に限って優しいわけ?ずるいな。

恐怖分子とねじまき鳥クロニクルが被る。

ほろ酔いで帰ってきた杉田さんは、部屋に入ってくるやいなや押し入れを開き、いそいそとギターを引っ張り出して音の調整をし出した。今から部屋でギターでも弾き始めるのか、と思うとそうではなく、突然に「行く?」と私に聞いた。行くって、どこに?ベンチ…

ちょっといいなってひとがいる。いいな、という感覚は出会ってお互いを深く知らない時だけキラキラしているものだから、なんだかこのまま会いたくない。知れば知るほど惹かれてゆくパターンもあるけれど、ずかずか領域に踏み込んで行くのは嫌だし踏み込まれ…

そういえば3年前わたしは手紙を書くなどをしていて、こんなわたしの手紙でも待ってくれている人がいた。しかしそれはちょっと悲しいような形で突然終わってしまい、というか私がこれは駄目なことなんだろうなあとなんとなく察してやめたのだけれど、それ以…

物を客観的に見る目

たまの歌を聞いて良いなあと思えるじぶんをちょっと好きだ。完全な大人になりそびれた人たち、あんまり器用に生きられない人たちに向けて「公園」みたいな場所を作ってくれたような気がする。たまの歌をきいて、誰もいない公園でブランコに乗ると何もかもが…